学校生活

 最近行われた行事
05|2019/06|07






1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30





カレンダーと同期

2019年6月8日

第28回 文化祭

 文化祭が開催されました!

 今年度も立ち見席が出るほど、沢山の卒業生や生徒の友人、保護者の皆様、恩師の先生方、地域の方々にご来場いただきました。いつも本校の教育活動にご支援、ご協力いただき本当に有難うございます。

  

 今年も、2週間の練習期間を経ての文化祭開催となりました。短い練習期間でしたが、高校生活最後の文化祭となる3年生の力強いリーダーシップのもと、密度の濃い練習をすることができました。

 

 当日は心に残る、記憶に残る、最高の文化祭が創られたのではないでしょうか。

 

 下記に、練習期間の様子と本校学校長の挨拶および講評をご紹介いたします。学校長講評の中で、当日の生徒達の活躍の様子(写真)もご紹介しますので、どうぞご覧ください。

 

 
  文化祭練習前合同集会の様子

 ~ ABC各グループリーダーの決意表明 ~


 

 

         

  リーダーの気迫のこもった熱い決意表明を受けて、皆の気持ちも一つになりました。

 

 練習期間の様子(5/27~6/8)


 


 

Aグループ 『 令月の奇跡 』練習の様子

 


 

Bグループ 『 if  もしも ・・・ 』練習の様子

 


 


 

Cグループ 『 3年T組 』 練習の様子



 文化祭当日の様子(写真)は、学校長講評の中で、ご紹介しております。下の方へスクロールして、ご覧ください。


 

 

文化祭当日 学校長挨拶(6/8)

文化祭の開催にあたって

 

 本日、令和元年度第28回文化祭を、多くの方々の御協力をいただいて開催できますことを、とてもうれしく思います。保護者の皆様、同窓生の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございます。

 今年の文化祭のテーマは「人 つないで 新たなスタートを」です。

昨年度、本校は創立30周年記念式典を行い、本年度は次の40周年に向けて新たな歴史を築いていくスタートの年です。元号も「平成」から「令和」へと変わりました。このテーマには、創立から30年間の先輩方の想いや、先輩方が築いてきた歴史と伝統を受け継いで、より良い学校を作っていこうという生徒たちの決意が込められています。

 

文化祭の内容として、ステージ発表では3つのグループによる手話劇と生徒有志によるダンスを行います。さらに、文化部や基礎技能コース、専攻科生徒による作品の展示やバザーも行います。また、PTAバザーや地域の方々の御協力による作品展示も行います。

 

1年生は入学してから2か月しか経っていませんが、様々な活動を通してお互いを理解し合い、友情を育むとともに、先輩ともつながることができました。また、各グループのリーダーは、準備や練習の中で立派にリーダーシップを発揮してグループをまとめてくれました。

 

生徒たちは、この文化祭に向けた準備や練習に一生懸命に取り組んできましたが、その過程では様々な困難がありました。しかし、生徒たちはそれらの一つ一つを全員で協力して解決し、今日を迎えました。

 

そこで、御来校の皆様にお願いです。本日は、生徒たちの努力の成果と成長した姿を見ていただき、感想や励ましの言葉、労いの言葉を生徒たちに伝えていただければ、ありがたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

私は、文化祭という行事を通して、生徒一人一人が自分の役割を自覚し、責任感を持って取り組んでいる姿を見ることができたことを、とてもうれしく思います。生徒の皆さん、皆さんの姿は、きっと多くの方々に感動を与えることでしょう。今日は、練習の成果を存分に発揮してください。期待しています。

 

令和元年68

校 長  菊 池  修

 

 学校長 講評

 

文化祭 講評

 

今から、文化祭についての講評を行います。まず、午前の3つの手話劇についてです。手話劇は、シナリオ作り、背景のパネル作り、衣装や小道具など、準備は大変だったと思います。短期間で、よくここまでできたなと感心しました。

 

では、最初のCグループです。スマホなど便利な機器も、使い方を間違えると友達を傷つけてしまいます。最後には、リコとメイが仲直りできて本当に良かったです。やっぱり、友達は大切だなあと思いました。そして、生徒たちは、竹中先生のような教師を求めているのだろうなと思いました。

  

  

   
       

  

次のBグループです。家族や友達などは、いつも近くにいてくれていて、とても身近な存在だけど、ちょっと鬱陶しいと思うこともあります。そんな家族や友人が本当にいなくなったらどうなるでしょうか。私たちは、大切なものがなくなった時に、初めてその存在の大切さに気付くのです。それを、見事に手話劇として表現してくれました。

  

 

 

 

 

最後のAグループです。自分の進路が決まらなくて悩んでいた高校生が、素敵な女性との出会いをきっかけとして勉強に打ち込むようになり、塾の先生の支えによって目標を達成させるというストーリーでした。「仲間がいれば可能性は無限大」という言葉を胸に刻みたいと思いました。そして、ここでも、今村先生という生徒の力を信じて支えてくれる教師が出てきました。

 

 

 
 
 

 

3つの手話劇には、家族や友達など身近な存在の大切さ、目標を持って努力をすれば変わることができるということ、スマホなどの便利なものもしっかりと考えて使わなければ他の人を傷つけてしまうということなど、生徒の皆さんからの、とても大切なメッセージがたくさん含まれていました。

 

単に劇として見る楽しさだけでなく、生徒のみなさんからのメッセージに大きな意味があると思いました。手話劇のシナリオを担当した生徒は、本当に大変だったと思います。しかし、今日の発表で、苦労が報われたのではないでしょうか。お疲れ様でした。

 

次に、生徒有志によるダンスです。

全員の息の合った元気なダンスに引き込まれました。

そして、何よりも、リズムに合わせて体を動かすことを、心から楽しんでいることが分かりました。会場からも自然に手拍子が上がり、会場が一つになりました。ダンスの発表をしてくれた生徒の皆さんは、手話劇の練習とダンスの練習の二つに取り組んだので、大変だったと思います。

 

 

ステージ発表全体を通して、演技を終えた生徒の皆さんの笑顔とやり遂げた満足感や達成感を感じている表情が印象に残りました。また、劇には出なくても、裏方として発表を支えた生徒の皆さんの頑張りも忘れてはならないと思います。

皆さんの持っている若い力を、これからの学校生活や人生で発揮することを期待します。

 

午後からは、文化部、基礎技能コース、専攻科などの作品展示やバザーがありました。書道のパフォーマンスもありました。これらは、日頃の授業で取り組んできた成果の発表でもあります。日頃、授業で取り組み、作った作品を見ていただいたり、買っていただいたりしたことで、毎日の学習の意味を理解することにも、つながったと思います。

 

  

 

 

今日は、とても多くの方々に、皆さんの作品やパフォーマンスを見ていただくことができました。このことによって、本校について、より深く理解をしていただくことができたのではないかと思います。

 

また、地域の方々からは、美術や書道の作品についても展示にご協力いただきました。地域の皆様の作品を見せていただくことで、本校の生徒も刺激を受けて、多くのことを学ぶことができたのではないかと思います。本当にありがとうございます。今後とも、よろしくお願いいたします。

以上で、文化祭の講評を終わります。




福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校〒814-0021福岡県福岡市早良区荒江3-2-2
Tel:092-845-6931 Fax:092-822-6503
福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校
〒814-0021福岡県福岡市早良区荒江3-2-2
Tel:092-845-6931  Fax:092-822-6503
Copyright(C)2009 Fukuoka High School for the Deaf All rights reserved