令和4年度 第1学期終業式 式辞
4月に新入生、転入生を迎えてスタートした1学期は今日で終わりです。
皆さんそれぞれ、新しい学校や新しい学年にたくさんの希望や覚悟をもって、この1学期を過ごしたことと思います。今年は、2年ぶりに中止や期日の変更をすることなく、全ての学年の保護者の皆様を会場にお迎えして文化祭を実施することができました。手話劇や販売活動で見た皆さんの笑顔や自信に満ちた表情は今でも心に残っています。
1学期の終わりに当たり、自分自身の1学期を振り返ってほしいと思います。
さて、明日から42日間の夏休みが始まります。
42日は、長いのでしょうか、それとも短いのでしょうか。
この42日を時間に直すと、
42日×24時間=1,008時間
になります。
その内、睡眠時間を7時間、食事や入浴の時間を2時間として計算すると、
42日×9時間=378時間
つまり、自分で自由に使える時間は、残りの630時間です。
「630時間もある」と考えるか、「630時間しかない」と考えるか。
『光陰 矢の如し』ということわざがあります。
「飛んでいく矢のように時間が過ぎるのはあっという間で、過ぎ去った時間は戻ってこない」と言う意味です。
明日から時間の使い方を決めるのは皆さん自身です。
今、全国で新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、外は真夏日が続いています。
健康に気を付け、自由に使える時間を大切にして、9月1日の始業式には満足した顔で登校してくる皆さんを待っています。
令和4年7月20日
校長 中野 康子