本日で３学期が終わり、令和３年度も幕を閉じることとなりました。今年度の学業が修了したことを祝して、これを証明する修了式を、新型コロナウィルス感染防止対策徹底のもと、体育館にて行いました。
また、修了式終了後は、皆勤賞や各種検定試験の表彰式を行いました。明日から、春休みに入ります。この春休み期間に１年間の振り返りを十分に行って、自分なりの新年度の目標を立てておきましょう。また、事故や怪我のないよう十分留意して過ごしてください。４月に、また元気な姿で会いましょう。
下記に校長式辞を掲載します。
令和３年度 修了式 式辞
暖かな日が続き、花壇の花達が美しさを増す今日この頃。卒業式から３週間経ち、明かりの消えた教室を見る度に、１８名の卒業生達の存在の大きさを改めて感じています。そして、今日は令和３年度の修了式です。
本科１９名、専攻科７名が本年度の教育課程を修了し、次の学年に進級できます。おめでとうございます。
本年度も、新型コロナウイルス感染拡大により、中止や変更を繰り返した学校生活でしたが、それにめげることなく、前向きな気持ちを持ち続けて互いに協力し、行動した皆さんの努力を心から称賛します。
また、学年ごとに１年間を振り返ってみると、
本科１年生は、着慣れない制服に身を包み、新しい仲間と出会い、高等部の学校生活に戸惑っていた様子の１学期でしたが、１クラスしかないからこそ仲間と助け合う姿、授業に臨む真剣な顔や笑顔が多く見られるようになりました。高校生としての自覚が育ってきていることをうれしく思います。
本科２年生は、学校行事等で３年生を支え、１年生には実際に動いて手本を見せるなど、本科の真ん中の学年としての役割を果たしてくれました。修学旅行を通して１１名の絆が更に強くなり、顔つきも態度も頼もしさを感じられるようになってきていることをうれしく思います。
専攻科１年生は、就職に向けて専門的な技術や資格を身に付けるという目標を一人一人が自覚し、コツコツと実習に励んでいました。授業の様子を見ただけで、全員がこの１年間でコース特有の技術を向上させていることが分かります。また、多くの資格を取得できていることも、日々の努力の成果だと思います。
このように改めて振り返ると、どの学年も確実に成長しています。一人一人を見るとさらに多くの成長の姿があります。
４月からは、就職や進学に向けた勉強が本格的に始まります。ゴールまでの時間は限られています。春休みの間に、自分自身の１年を振り返り、１年後の自分の理想の姿、目標と、それを実現するためにやるべきことを考え、行動を始めてください。
４月には、皆さんの後輩が入ってきます。先輩として、後輩達が憧れる姿をたくさん見せてくれることを期待しています。
令和4年3月18日
校 長 中野 康子
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