学校生活

令和５年度　第２学期始業式　式辞

令和５年８月２９日（火）

長い夏休みがあっという間に終わりました。久しぶりにコロナによる制限のない夏休み、皆さんはどう過ごしましたか。

毎日、記録的な暑さが続き、また台風や大雨などの被害が報告されましたが、そのような中でも甲子園では高校球児たちが、北海道では高校総体の選手たちが熱い試合を繰り広げ、応援する人たちも精一杯熱い声援を出していました。色んな意見はありますが、やっぱり高校生が一生懸命に汗を流し、何かに取り組む姿は美しいなぉと思いながらテレビ観戦しました。

私自身は、数年ぶりに高校の同級生たちと会い、数十年ぶりに中学の部活動の仲間・先輩・後輩そして監督と会って楽しいひと時を持つことができました。もう４０年以上が経つというのに、今でも部活動の最後の夏、最後に負けた試合のことを皆が鮮明に覚えており、その話で盛り上がれる仲間の大切さ、尊さを改めて感じたひと時でした。

さて、今日から２学期が始まります。

早速、体育祭の準備が始まりますし、修学旅行や学校間交流などの行事、また、卒業学年は進路決定に向けて、いよいよ本番を迎えます。記憶に残る思いでは、その時の感動や喜び・悲しみなどの感情の大きさに比例し、その時々に感じる感情の大きさはそれまでに流した汗と涙の量に比例し、汗と涙の量は一生懸命さに比例すると思います。

毎日何気なく過ごす高校生活、何もしなくてもただ時間は過ぎていきます。でも、５年後、１０年後、そして数十年後に振返ったとき、「あの時は本当に一生懸命に頑張ってたなぁ」と思えるような日々を、ここにいる皆さん全員に過ごして欲しいと思います。

先生たちは、そのような皆さんを全力で応援します。

今日からまたみんなで大切な時間を過ごしましょう！