4月6日(火)、令和3年度 第1学期始業式を行いました。この日を在校生全員と迎えることができ、喜びもひとしおです。明日は新入生も仲間入りします。共に学びあう楽しさを大切に、実り多い一年にしていきましょう。
以下、本校校長の式辞をご紹介します。
令和3年度 第1学期始業式 式辞
2週間余りの春休みが終わり、今日から令和3年度が始まりました。
まずは皆さん、進級おめでとうございます。
1学年ずつ進級し、新しい学年で期待していることや頑張りたいことが、今、頭にたくさん浮かんでいると思います。
先月の修了式で、私がここで話したことを覚えていますか?
大リーグの大谷翔平選手のマンダラシートの話です。「自分の目標達成のために、毎日行うべき小さなことをたくさん考えてみてください」と話しました。
春休みの間に、自分のマンダラシートを作った人、1年後の目標を立てた人、今やるべきことを考えた人はいますか?やってみた人は手を上げてください。
「いいな」と思ったことをすぐに行動に移す実行力は素晴らしいと思います。
さて、今も新型コロナウイルス感染拡大は続いています。皆さんは、昨年、学校や寄宿舎、家庭で様々な感染防止対策を毎日当たり前にように続け、そのおかげで本校から一人も感染者を出すことはありませんでした。
それは、皆さんが感染防止のために行うべきことは何かを考え、行動に移すことができたということです。つまり、ここにいる皆さん一人一人には、実行力が備わっているという証です。 本校の目指す生徒像の一つに「自ら考え、自ら行動する生徒」があります。
今年は、感染防止だけでなく、自分の目標達成のために、行うべき当たり前のことは何かを考え、行動に移してください。行動を続ければ、必ずよい結果につながります。 そして、一人一人が当たり前以上のことを少しでも考え、行動できるようになれば、皆さんの未来やこの学校は、もっともっと素晴らしいものになると思います。私は楽しみでなりません。 結びに、明日は入学式です。16人の新入生を温かく迎えてください。新たな出会いの中で、互いに多くのことを学び、みんなで力を合わせ、行動し、素晴らしい学校を創っていきましょう。
令和3年4月6日
福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校 校長 中野 康子
撮影日 令和3年4月1日
※校長式辞のPDF版はこちら (PDF:495.1キロバイト)
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