本日、令和3年度の生徒46名(本科34名、専攻科12名)が揃いました。生徒の皆さん一人一人が充実した学校生活を送ることができるよう応援していきます。一緒に頑張っていきましょう!
式 辞
麗らかな春の日差しに草木の緑が美しく映える今日の佳き日、ご来賓並びに保護者の皆様に見守られ、令和三年度入学式を挙行できますことは、学校としてこの上ない喜びであり、心より感謝申し上げます。
本日ここに、本科8名、専攻科8名の新入生を迎えることができました。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員一同、皆さんの入学を心待ちにしていました。
本校は、平成元年、高等部のみの聴覚特別支援学校として開校し、33年目を迎えます。その間、多くの卒業生が、大学や企業等へ巣立っていき、様々な分野で個性を発揮して活躍しています。
さて、新入生の皆さんは、今日から福岡高等聴覚特別支援学校本科、専攻科の生徒として学ぶことになりました。今、皆さんの胸の中は、新たな学校生活を迎える期待と喜びに満ちあふれていることと思います。
本校の目指す生徒像は、一つ「自ら考え、自ら行動する生徒」、二つ「心身ともに健全な生徒」、三つ「進んで学び、汗を流せる生徒」、四つ「他人を尊重し、礼儀正しく明るい生徒」です。
皆さんには、自らの可能性を信じて様々なことに挑戦し、仲間とともに充実した学校生活を送り、この生徒像を実現してほしいと思います。
そして、本科3年間、専攻科2年間で、将来、社会の中で、聴覚障がい者として誇りをもって生きていく力を、身につけてくれることを期待しています。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。今日から、大切なお子様をお預かりするに当たり、職員一同、一人一人の成長及び進路実現のため、全力を尽くしてまいります。
併せて、新型コロナウイルス感染の終息はまだ見えませんが、生徒達が健康で安心して学べるよう努めてまいります。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、本日ご多用の中、ご臨席を賜りましたご来賓並びにご出席いただけなかった地域、関係機関の方々に、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。
令和3年4月7日
福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校
校長 中野 康子