平成31年度 第1学期始業式式辞
皆さん、おはようございます。
春休みが終わって、今日から平成31年度の第1学期が始まります。
皆さんは、それぞれに一学年ずつ進級しましたが、今、どんな気持ちですか。「新しい学年での学校生活が始まる。今年も頑張るぞ。」という気持ちではないでしょうか。そこで、第1学期の始業式にあたり、皆さんに「初心、忘るべからず」という言葉を送りたいと思います。「初心」とは、新しいことを始める時の期待や緊張感を含んだ気持ちのことだと思います。今の、その気持ちを忘れずに、今年、一年間を過ごしてほしいと思います。
本校では、「目指す生徒像」を、「将来の目標を見据えて、深く考え、正しく判断し、主体的に行動できる生徒」と定めています。
皆さんの今年の目標は何でしょうか。高校生ですから、「進学」や「就職」も目標になると思います。「部活動」で自分の力を高めることや試合に勝つことも目標になるでしょう。自分の目標を決めて、その目標を達成するために努力してください。そして、毎日の生活の中で、高校生として、どのように行動しなければならないのか考えて、一日一日を大切に過ごしてください。
さて、皆さんも知っているとおり、5月1日から元号が「平成」から「令和」に変わります。「平成31年度」から「令和元年度」となるわけです。本校は、平成元年に開校して、30年間の歴史を築いてきました。これからは、皆さんの力で、「令和」の新たな歴史と伝統を築いていってほしいと思います。
いよいよ、明日は入学式です。新入生を温かく迎えてください。新たな出会いの中で、お互いに多くのことを学び、みんなで力を合わせ、支え合って、すばらしい学校を創っていきましょう。
平成三十一年四月八日
福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校
校長 菊 池 修